柱ってこんなに死んじゃうの?って気持ちになる

水道橋博士のメルマ旬報で沁みる文章だなぁと思いながら応援していました。随筆集『これやこの』が出てすぐに購入。
 『これやこの』LIVEで無いと感じられない落語家の最期の機微を、自分が書き残さないと消えてしまうということで残してくれた。
 『時計の針』のぱいねえの場面は映画の一場面のようだ。なんか、JFKの葬儀を思い起こさせる切なさがある。
 読み進めていくと、どうやら《死》に関する話だぞっていうのが分かってきて、最後の方は「鬼滅の刃」の柱たちの戦いを読んでいるみたいな気持ちになっていました。不思議でした。良書です。