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子供が学校に行くのに気乗りしない様子だ。
自分は結構長いこと学校に学生として通っていた人間なのだが、確かに学校行きたくない気持ちは良くわかる。
いじめられていたり、嫌いなことをしなくてはいけなかったり、そんなことがあれば当然行きたくないに決まっている。でも、何もなくても、退屈でも行きたくないのである。
学校とは学び舎、寺子屋、勉強をするところ。では塾との違いは?
なんだろう。
浪人生活もしたことがある。
とても、気持ちが不安定になるし、誰からも期待されないし、社会の中で必要とされていない感がひしひしと伝わってくる。そこで結局 予備校に入った。あら不思議、学生という属性が得られて一安心となった。
孤独に耐えることは若いうちは難しい。
どこかに属しているというのは安心につながるのだ。
学校は属性なのだ。
暴論でした。